山の学校での様子 続き

山の学校の様子を前回お話ししましたが、その続きを今日はお話しします。

1年生の時は全校生徒は私含め5人でしたが、

次の年、6年生のお兄さんが卒業すると4人に。

新しく入学してきた生徒はいません、、、

学校では音楽なども合唱はできませんし、自分が大きい声を出さないといけないのでさぼれませんね。

そういうのもあるからか楽器による演奏をさせてもらっていました。

私と兄はトランペット。お姉さん達はフルートで、練習をして他の学校で発表したり、町の発表会で発表したりしました。

なかなか人数が多い学校だと1人にひとつ、それもトランペットなどを貸してはもらえないはずです。

音を出すだけでも難しく、顔を真っ赤にして吹いていたのを覚えています。

とってもいい経験でした。

そして3年生になると私の妹が入学し、全校生徒は5人に。

うち身内は4人笑

私、妹、兄、いとこのお姉さん。

私と妹が同じクラスです。

運動会などは地域の人達も総出で行うので、地域の運動会みたいなものですね!

入学式や運動会、スキー大会など行事はだいたい地域一帯で行いますので、だいたいそのあとは大人のお楽しみ、打ち上げがあり、体育館はお酒臭くなり、酔っ払ったおじさん達にからまれたりしてました笑

みんな身内のようであたたかい関係でした!

地域の方々に支えてもらい成り立っていたように思います。

なかなかないと思いますが、担任の先生が我が家にご飯を食べくる事があります。

季節によって様々な山の恵があるので、春の山菜や月山竹、秋のきのこや芋煮、などを食べに来たのだと思います。

芋煮会は山形県民ならば河原で秋に行う事で有名ですが、私が住んでいたところは山なのであまり大きな川はなく、どちらかというと沢や崖の下にあるような川が多く、芋煮会を川でするようになったのはしばらくあとだったきがします。

美味しいんですよね、外で食べる芋煮は

秋の遠足の時やマラソン大会のあとなどに決まって芋煮会があったきがします。

冬の味覚といえば、、、

父が猟銃でしとめたウサギや山鳥、キジなど。

次回は父の狩猟についてお話しをします。

少しグロテスクな話もでてくるかもしれませんし、かわいそうと思う方もいるかもしれません。見たくない方はご遠慮下さいね!

ではでは!

yuko

母が山からとって送ってくれた山菜のこごみ