山の中から学校への道のり
いよいよ『幼少期の山での暮らし』も3話目となりました。
今回は山の中に暮らしながらのスクールライフはどうだったかお話ししましょう❗️
山に住んでるとよく、お店や病院が遠いとかバスや電車が通ってないとか良く聞きますが…
はい、その通りなんですね笑
近くにバスや電車は通ってなく、お店や病院も車で30分はかかります?
学校までも歩かないといけません。
子供の足で片道1時間位の山道です。
山道と言っても車が通れる位の道で舗装もされてます。あっ、途中舗装されてなくて砂利道もありましたね
でも後から舗装されて、あの時は子供ながら感動しました✨
朝は7:10頃うちをでます。
行きは山をくだるので少し楽ですよね、体力にも余裕がありますから
冬は除雪したあとだったりするとツルツルで、
スケート状態で転びながらの登校です。
スキーを履けばすぐに学校につくのでは?といつも思ってました。
帰り道は坂道を登るのでやっぱり結構きつかったですよね。
途中何度も道路の真ん中に寝そべって、時にはうたた寝したりしながら(ほとんど車が通らないですからね)帰りました。
季節ごとに春は山菜をとりながら帰り、夏は虫などと遊びながら、秋は栗を拾ったりしながら帰ります。
月曜から日曜までのTVのマンガの主題歌や学校で歌ってる歌を順番に歌いながら歩くのが定番でした。
朝は天気が悪かったり、タイミングが合えば父や近所の人が車で途中まで送ってくれたりします。でもそうすると学校にはやくついてしまい、、、着いた頃はまだ学校も開いておらず、開くまで学校のまわりを駆け回って遊んでいました。
帰りも近所の人が通れば、トラックの後ろとかに乗せてもらって帰れる時もありました。
ヒッチハイクですねー
今思えばよくあの道を6年間も歩いたなと。
前にも話しましたがそれがあたり前だと辛いとか、嫌だとかあまり考えもしなかった気がします。
真冬で吹雪の時はさすがに辛くて手足の感覚がなくなるくらい寒かったのは覚えてます。
うちに帰っていろりで手足を温めると ビリビリ痛かったのも思い出にあります。
今も年に何回かはその山に帰りたくなって帰りますが、今はなかなかコロナで帰れず、
はやく山の香りをかぎたいなぁ〜
次回は学校の授業、給食などのお話しをしまーす❗️楽しみにー
yuko
山の雪どけの時期の写真
